適当夫婦の適当食レポ第68弾!
今回紹介するお店は、中野新橋にある「スッポン・ふぐ 久松」。
早速、適当食レポはじめまーす!
今回は僕が友人と行ったお店になります。
お店の概要
スッポン・ふぐ 久松は、中野新橋駅から徒歩7分くらいのところにあります。
ややマイナーな立地にありますが、本格的なスッポン料理が食べられるお店です。
▼外観はこんな感じ
店内は個室が3室あって、そのうちの1部屋に通していただきましたが、清潔感あふれる和テイストの内装で、落ち着いて食事ができる空間になっていました。
食レポ!
今回はスッポン料理が一通り楽しめる梅コースをお願いしました。
コースの内容はこんな感じです。
ちなみに梅コースは飲み物は含まずに、1人税込7,000円でした。
それでは順番にコースの料理を紹介していきます。
まずはビールで乾杯をしつつ、お通しの豚の角煮(コラーゲン入り)をいただきました。
スッポンのコラーゲンが煮汁に溶け出している一品で、味がよく染み込んでいて、お肉も柔らかく美味しかったです。
続いて出てきたのが、スッポンの生き血とスッポンの胆汁。
スッポンの生き血はりんごのワイン、スッポンの胆汁は白ワインで割ってありました。
気になるお味の方は、ワインで割ってあることもあってかなり飲みやすくなっていましたが、スッポンの生き血の方は後味にちょっと鉄っぽい感じが残ります。
スッポンの胆汁は白ワインの味を超えてくる苦みがありました。
聞いた話ですが胆汁だけでは飲めないくらい苦いらしいです…。
この辺は味というよりも経験に価値があるのかなと思います!
その後に出てきたのは、スッポンの刺身(レバー・ささみ)とスッポンの玉子です。
その日の仕入れに応じて、スッポンがメスなら玉子、オスなら白子になるそうです。
マスターが丁寧に説明してくれたのですが、このスッポンの刺身を食べられる店はかなりレアだそうです。
スッポンの刺身はお醤油をつけて食べましたが、ささみは弾力があって、あっさりとしたヘルシーな肉感でした。
そしてレバーですが、これが甘くてすごく美味しかったです。
この日一番の感動はこのレバーでした!
スッポンの玉子は醤油漬けで提供いただきましたが、こちらも濃厚で美味しかったです。
ここらへんで最初のビールが無くなったので、スッポン酒を注文。
焼酎にスッポンを20年以上漬け込んでいるそうです。
続いて出てきたのが、スッポンの唐揚げ。
揚げたてをいただきました!
少し厚めで甘めの衣にスッポンが覆われていました。
スッポンの肉は丸々としていて、肉厚で食べごたえがあって美味しかったです。
そして遂にメインとも言えるスッポン鍋の出番です。
真ん中にはスッポンの甲羅が丸々1匹分入っていました。
スッポン鍋は火を止めるとすぐに煮こごりができてしまうくらいコラーゲンがたっぷりで、普通はもう少し濁ってしまうものらしいですが、それを透き通ったスープにするのが久松のこだわりだと、マスターが熱く語ってれました。
お味の方はあっさりとした塩ベースの出汁に、柔らかいスッポンのお肉とプルプルのスッポンのコラーゲンが入っていて、とても食べやすくて美味しかったです。
そしてこのあたりでスッポン酒が無くなったので、今度はふぐのヒレ酒を注文。
こちらはヒレを炙ってくれていて、その香ばしさがお酒にしっかりと出ていて美味しいです。また、注ぎ酒も300円くらいでしてもらえるので、2杯目以降はかなりお得です。笑
そんなこんなで鍋を食べすすめると、〆のスッポン雑炊が出てきました。
合わせてお新香も注文。
雑炊はあっさりめですが、玉子の甘みもあって、これまた美味しかったです。
お新香も1つ1つが良く漬かっていて美味しいです。
個人的にはたくあんの下にある薄いピンクの山芋が好きでした。
最後はデザートのコラーゲン入りの抹茶のババロアです。
抹茶の粉で形どったスッポンと右上の月がかわいいですね。
デザートは程よい甘さと程よい量で、最後のひとときにちょうどよい感じでした。
名残惜しいですが、以上でコースは終了となりました。
★まとめ★
スッポン尽くしのコース料理にとにかく大満足でした!
初めて本格的なスッポン料理を食べたので、比較は難しいところもありますが、聞いている限りだとかなりリーズナブルで美味しい&ボリュームのあるコースが食べられるお店だと思いました。
また、お店の方が丁寧にコースの説明もしてくれますので、そういった雰囲気も含めて良いお店なんだなーと感じられました。
また飲み物は割とリーズナブルで、500円前後〜高くても1,000円に届かないくらいなので、お酒好きな方も安心して飲めると思います。
スッポン好きな方も、食べたことがない方も、きっと満足できると思いますので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
いいなー私も行きたい!
次は一緒に行こうね!